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2009年(H.21年度) 春のセンバツ 12日目

第81回選抜高等学校野球大会 12日目決勝の結果

清峰・センバツ初優勝、長崎県に初めて紫紺の旗

3年ぶり2回目出場の清峰(長崎)と初出場の花巻東(岩手)。ともにエースの力投で勝ち上がってきた守りのチーム。
清峰はエース右腕・今村猛投手が35回で失点1に抑える好投、花巻東はエース左腕・菊池雄星投手が31回で2失点と、ここまで抜群の投球を見せている今大会を代表する左右両エース対決に注目。
長崎県、岩手県ともに優勝経験がない。また、選抜、選手権を通じて決勝でのこの両県の対戦もない。

第1試合 清峰(長崎) ― 花巻東(岩手)│観客数 : 27,000人

決勝 1 2 3 4 5 6 7 8 9 H
清峰 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 7
花巻東 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 7
バッテリー (清)今村−川本
(花)菊池−千葉

清峰(長崎)1-0花巻東(岩手)
清峰は1回、先頭の屋久が三塁線への安打で出塁し、2者連続送りバントで2死三塁としたが、後続が倒れ無得点。
清峰-9番橋本左中間を破る適時二塁打 花巻東は佐藤涼、川村が四死球で出塁したが走塁ミスなどで無得点。

清峰は4回1死後、山崎が敵失、今村が内野安打で出たが、2者連続三振で無得点に終わった。
清峰は中盤までは毎回走者を出すものの、花巻東・菊池の前に無得点に終わった。

清峰7回表、2死から四球で出塁すると、9番橋本が左中間を破る適時二塁打で貴重な1点を先制。
花巻東9回裏、2死から菊池が中前安打、続く横倉の内野安打で1死一、二塁と好機を作るが、最後は今村が左飛に打ち取り、試合終了。
清峰-優勝の瞬間 花巻東は佐藤涼、川村が四死球で出塁したが走塁ミスなどで無得点。
清峰が春夏通じて初優勝を決め、長崎県勢でも初の優勝となった。

清峰は右腕・今村、花巻東は左腕・菊池が先発し、両投手ともに素晴らしい内容の投球をした。
今村は、7安打5奪三振5四死球で完封。走者を背負ってからの粘りの投球が光った。これで今大会44回を投げて1失点となった。
菊池は、7安打4奪三振2四死球1失点完投。毎回のように走者を背負うも要所を締めていたが、7回2死からの四球、そして甘く入った直球を痛打された。

花巻東は岩手県勢最高成績となる初の準優勝。春夏通じて岩手勢、さらに第73回大会(01年)の仙台育英(宮城)を超える東北勢初の優勝を目指したが、今村の前に打線が沈黙。先発の菊池はリリーフで登板した準々決勝から3日連投、この試合も毎回のように走者を背負うも、要所を締める投球を見せたが1点に泣いた。

紫紺の大旗を手にする清峰・屋久主将 準優勝旗を手にする花巻東・川村主将 清峰の選手の皆さん 花巻東の選手の皆さん

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優勝インタビュー

清峰・吉田洸二監督のインタビュー
−観客からも選手からも大きな拍手ですよ
「非常にありがたいです。この優勝は頑張った選手はもちろん、長崎県のいろいろな野球に携わる方、スポーツに携わる方とか多くの人の後押しがあって今日の日を迎えられましたので、嬉しいのと同時に感謝の気持ちでいっぱいです。」
−終盤は8回9回とピンチでしたが、どんな風にご覧になったんですか
「毎試合こういう形のゲームばかりでしたから今日もかな、と覚悟はしておりました。」
−比較的冷静だったのですか
「そうですね。何回も経験すると、だいぶ落ち着けるんですかね。」
−今日は相手の菊池投手をどう打つかがポイントだったと思うんですが、試合前の攻略ポイントなど選手達にどのように話したのですか
「まず自分達のプレイが出来ないとゲームにならない様な緊張感のある決勝戦ですので、まず攻略というよりも自分達がしっかり守って、そして攻めていこうという事で全員でそういう気持ちでいきました。」
−その成果が3年前(選抜決勝戦で横浜に大敗)を越えましたね
「3年前に非常に悔しいといいますか厳しい経験をさせて頂いたのが今日に生きていましたので、あの時苦い思いをした生徒達には少し恩返しが出来たかなと思います。」
−本当におめでとうございました
「ありがとうございました。」

清峰・橋本選手のインタビュー(決勝打の適時打を放つ)
−決勝打は見事でした
「ありがとうございます。」
−本当に苦しい展開で1点がのどから手が出るくらい欲しかった、そういうゲームだったと思いますが
「自分はストレート1本に絞って来た球を思いっきり振る事を考えていたので、丁度ストレートが来たので思いっきり振り抜きました。」
−リニューアルされたこの甲子園球場で、ランナーが還った瞬間どう思いましたか
「優勝の事を考えたんですけど、先の事を考えるとリズムが崩れるというか嫌な予感がしたので、その時の瞬間の事を考えました。」
−後ろで守っていて今日の今村君はどうでしたか
「今日は初回から気合が入っていて、勝つ気満々でした。」

清峰・今村投手のインタビュー
−長崎県に初めて紫紺の大旗を持って返ることが出来ますね
「初めての優勝という事で狙っていこうとは思いました。」
−終わってみますと今大会は背番号と同じ1失点で乗り切りました
「それは毎回0点に抑えていこうという積み重ねでなった結果なので嬉しいです。」
−今日の試合は苦しかったと思います。特に8回9回、9回あのツーアウト一塁二塁の場面ですね
「最後は自分でもどうなるか分からなかったので、とりあえずバックを信じて投げました。」
−ツーアウト一塁二塁で何度もキャッチャーのサインに首を振って、強気のストレート投げてましたよ
「最後はストレートで締めたかったんですけど、最後はカットボールで締めました。」
−大きなフライがレフトに上がっていました、あの瞬間何を思っていたんでしょうか
「やっと終わったのかなと思いました。」
−やっと終わった結果が全国優勝、改めてどうでしょう
「実感がないです。」
−優勝投手になりまして、これから長崎県清峰高校が全国の球児から追われる立場になります
「自分達ももっと練習して強いチームになって甲子園に帰ってきます。」

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作成:2009-4-2   更新:2009-4-2      閲覧数:6416  
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