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2009年(H.21年度) 春のセンバツ 出場校紹介

第81回選抜高等学校野球大会 関東・東京地区地区出場校紹介

関東・東京地区 出場校一覧

地区 出場校
(都道府県)
創部
(年)
部員数
(人)
出場回数
(夏の出場回数)
甲子園
最高成績
2008年
秋季成績
公式戦成績
関東 5 慶応
(神奈川)
1887 97 2年連続8回目
(夏17回)
8強
(夏優勝)
神宮優勝
地区優勝
10勝-0敗,率.327
本0 盗25 防1.38
習志野
(千葉)
1957 68 33年ぶり3回目
(夏7回)
2回戦
(夏優勝)
地区準優勝
県優勝
14勝-2敗,率.331
本2 盗48 防2.06
高崎商
(群馬)
1921 56 3年ぶり3回目
(夏10回)
1回戦
(夏4強)
地区4強
県優勝
8勝-1敗,率.264
本0 盗10 防0.58
前橋商
(群馬)
1920 55 12年ぶり3回目
(夏4回)
1回戦
(夏3回戦)
地区4強
県準優勝
7勝-2敗,率.301
本0 盗7 防1.73
下妻二
(茨城)
1994 37 初出場
(夏1回)
3回戦
(夏1回戦)
地区8強
県優勝
6勝-1敗,率.303
本0 盗11 防2.05
東京 1
+
1
国士舘
(東京)
1946 69 6年ぶり8回目
(夏1回)
4強
(夏2回戦)
地区優勝 7勝-1敗,率.360
本2 盗18 防2.25
早稲田実
(東京)
1905 46 3年ぶり19回目
(夏27回)
優勝
(夏優勝)
地区準優勝 7勝-1敗,率.345
本5 盗24 防1.24

関東地区の選考経緯

明治神宮大会で慶応(神奈川)が優勝し、基本枠が5と増枠。
まず慶応、習志野(千葉)、高崎商(群馬)、前橋商(群馬)の関東大会4強がすんなり選ばれた。

慶応は白村、明、瀧本の3投手が揃い、全員でつなぐ打線も得点能力が高く、関東大会3試合はすべて逆転勝ちと逆境にも強い。
習志野は右の山田、左の田中、高橋と投手陣を中心にした粘りが高評価。特に延長でサヨナラ勝ちした下妻二との準々決勝は素晴らしい気迫だったという声が上がった。
高崎商は右の渡辺、左の佐藤と2枚看板を中心に鉄壁の守りを買われた。
前橋商は、162センチの左腕・野口のインコースを強気に攻めるピッチングは、選考委員を魅了した。
5枠目は習志野に延長で惜しくも敗れた下妻二(茨城)。粘りと高い得点力が評価された。

東京の2校目と比較され、落選したものの関東の6番目には川口青陵(埼玉)が上がった。
初出場の関東大会だったが、初戦でエースの野川が見せたあと一歩でノーヒットノーランというピッチングは、見事だったと評価。攻撃面でも初球からコンパクトに打っていく姿勢が木更津総合(千葉)、水戸桜ノ牧(茨城)を抑える要素になった。

東京地区の選考経緯

基本枠1の東京は、優勝した国士舘が異論なく選ばれた。
右のサイドハンドのエース・荷川取の鋭く曲がるカーブは絶品。都大会決勝で強打の早稲田実を4安打1失点に抑えた投球内容は、優勝投手にふさわしいものだった。

関東の6番目と争う東京の2番目は準優勝の早稲田実。小野田、鈴木の両1年生投手が踏ん張った。打線も3番・大矢、4番・森らの主軸は長打力があり、都大会でも相手投手を圧倒した。

関東・川口青陵と東京・早稲田実で最後の1枠を比較した。
まず大会全体のレベルを見比べ、関東は慶応高以外は例年よりやや低調、一方の東京は4強の実力が関東より高いとの声が多く、安定した力を発揮した早稲田実が川口青陵の実力を上回ると判断され、東京から2校の選出となった。

前評判の高かった帝京は、大型野手が揃い、投手に故障者さえなければもっと勝てたとの声が上がった。
同じ4強、明大中野高とともの補欠校に推薦された。

慶応(神奈川)

2年連続8回目の選抜出場で、3季連続の甲子園出場となった。
野球部は1888年創部。東京に学校があった普通部や商工(旧制)時代を合わせ、甲子園は過去に春7回、夏17回出場。
08年は春夏とも甲子園に出場、春は初戦敗退だったが、夏は8強入り。

秋の県大会では、東海大相模や桐光学園にコールドで勝利するなど、全6試合で46得点3失点という圧倒的な強さを見せた。
関東大会は全3試合を逆転勝ちするなど粘り強さを見せ、49年ぶりの関東大会優勝を飾った。
明治神宮大会では、明、瀧本の両投手の1年生コンビが活躍。初制覇に大きく貢献。
明治神宮大会初優勝で、昨秋は公式戦無敗。

慶応は昨夏甲子園8強まで勝ち進んだ為、新チーム始動が8月下旬と遅れたが、エース白村の急成長が昨秋の快進撃の原動力。
白村は、最速146キロの直球と大きなカーブ、縦のスライダーなどを巧みに使う投球術がある。
控えの明(1年)は、白村が腰痛で登板出来ない明治神宮大会で活躍。130中盤の直球と安定感のある投球が持ち味。
もう一人の瀧本(1年)も明と同様に明治神宮大会で活躍。ツーシーム、チェンジアップ、スライダーを低めに集める投球が持ち味。

打線は、全員でつなぐ打線で得点能力が高い。
1番・佐藤、2番・石黒、3番・渡辺と巧打者が揃い、4番・植田は長打力があり、5番・白村も打撃センスがある。
下位打線も県大会まで4番を打っていた8番・宮下が控えるなど打線には切れ目がない。

◇戦績

 ▽秋季神奈川県大会
2回戦 ○ 11−0 座間
3回戦 ○  8−1 東海大相模
4回戦 ○ 10−0 鎌倉
準々決 ○  7−0 桐光学園
準決勝 ○  3−1 日大高
決勝  ○  7−1 日大藤沢

 ▽秋季関東地区大会
2回戦 ○  7−3 木更津総合(千葉)
準決勝 ○  8−4 前橋商(群馬)
決勝  ○  9−6 習志野(千葉)

 ▽明治神宮大会
2回戦 ○  4−2 光星学院(青森)
準決勝 ○  6−0 鵡川(北海道)
決勝  ○  8−6 天理(奈良)

習志野(千葉)

1976年以来、33年ぶり3回目の選抜出場を果たした。千葉県勢の選抜出場は4年連続となる。
選手権大会2回優勝の実績がある古豪。
同校OBの小林監督は、就任2年目。かつては市立船橋を率いて5回甲子園出場を果たしている。
自身も1980年夏、習志野のエースで甲子園に出場。

昨秋は、1次予選代表決定戦で敗退。2次予選で勝ち進み、県大会出場をした。
千葉県大会は、2008年秋から導入された敗者復活戦(2次予選)のシステムにより、習志野は救われた。
県大会では6試合中3試合が1点差で勝利。さらに関東大会は決勝までの3試合全てに1点差勝ちと粘り強い。
県準決勝から関東準決勝までの全6試合が1点差で、そのうち3試合がサヨナラ勝ちという接戦の連続だった。

習志野は、右横手投げの山田と大型捕手の山下のバッテリーを中心とした守備型チーム。
エース山田は、抜群の制球力で内外角へ投げ分ける投球術がある。
この山田の良さを引き出す山下捕手は、遠投115メートルを誇る強肩。バント処理などフィールディングも良い。1年生ながら、3番を任せられるなど信頼は厚い。

打線は1番・福田、2番・宮内、7番・本山など俊足が揃う。4番・豊田には長打力があり安定感が増せば、さらに得点力が上がる。
守備は、捕手の山下、遊撃手の宮内を中心に堅守。

◇戦績

 ▽秋季1次予選
1回戦 ○ 15−1 薬園台
2回戦 ○ 10−2 東邦大付
3回戦 ○ 15−1 津田沼
代表決 ●  3−4 船橋

 ▽秋季2次予選
2回戦 ○ 6−0 多古
決勝  ○ 4−0 稲毛

 ▽秋季千葉県大会
1回戦 ○  1−0 安房
2回戦 ○ 10−0 東海大浦安
3回戦 ○  6−1 船橋
準々決 ○  5−1 八千代松陰
準決勝 ○  2−1 市柏
決勝  ○  6−5 木更津総合

 ▽秋季関東地区大会
1回戦 ○  4−3 日大藤沢(神奈川)
準々決 ○  8−7 下妻二(茨城)
準決勝 ○  2−1 高崎商(群馬)
決勝  ●  6−9 慶応(神奈川)

高崎商(群馬)

3年ぶり選抜出場。前橋商との県勢のダブル出場は第50回記念大会の桐生、前橋両校以来。
第67回大会の前橋工(ベスト8)以来、群馬県勢が選抜で勝ち星から遠ざかっている。
昨秋県大会では4回戦から、全4試合全てで1点差で勝利、決勝では逆転サヨナラ勝利をするなど粘りが身上。
関東大会では初戦をコールドで勝利、準々決勝では川口青陵を6−1で降し4強入り。

高崎商は、関東大会3試合でわずか3失点の守り。県大会でも6試合で5失点しかしていない。
この少ない失点を支えているのは、エース右腕・渡辺。最速141キロの直球と曲がりが大きいスライダーが武器。
控えには左腕・佐藤。制球力が持ち味で、関東準決勝では敗れはしたが習志野打線を2失点に抑え、完投。

打線は1〜9番まで右打者が並ぶ珍しい布陣。
1番・松島、3番・松本、4番・木村が打線の中心。関東大会では下位打線も好調だった。

◇戦績

 ◇秋季群馬県大会
2回戦 ○ 11−1 高商大付
3回戦 ○  3−0 前橋南
4回戦 ○  2−1 富岡
準々決 ○  1−0 東農大二
準決勝 ○  2−1 健大高崎
決勝  ○  3−2 前橋商

 ◇秋季関東地区大会
1回戦 ○  7−0 日大高(神奈川)
準々決 ○  6−1 川口青陵(埼玉)
準決勝 ●  1−2 習志野(千葉)

前橋商(群馬)

12年ぶり選抜出場。前橋商との県勢のダブル出場を果たした。
関東大会では、準決勝で優勝した慶応に敗退したものの、準々決勝で水戸桜ノ牧にコールドで勝利で4強入り。

1年生エース・野口は、162センチと小柄で最速は130キロ弱ながら、スライダー、カーブ、チェンジアップを上手く組み合わせ、直球を速く見せる。関東大会2試合に登板し、16回を1失点に抑え関東4強に大きく貢献した。

打線は1番・後藤、2番・斎藤、4番・箱田と上位に1年生が並ぶ。
1番・後藤と3番・高野はミート力があり、打線の中心的な選手。

◇戦績

 ◇秋季群馬県大会
2回戦 ○  6−5 前橋育英
3回戦 ○  7−0 高崎工
4回戦 ○  1−0 藤岡工
準々決 ○  2−1 太田市商
準決勝 ○ 10−0 館林
決勝  ●  2−3 高崎商

 ◇秋季関東地区大会
1回戦 ○  5−1 日本航空(山梨)
準々決 ○  8−0 水戸桜ノ牧(茨城)
準決勝 ●  4−8 慶応(神奈川)

下妻二(茨城)

創部15年目で初の選抜出場。04年夏に甲子園初出場を果たしている。今年は創立100周年を迎える。
夏に甲子園出場はしているものの、まだ甲子園では未勝利の公立高校。
監督は小菅監督で、84年夏に全国制覇した取手二(木内監督)の三塁手だった。

第1シードに選ばれた昨秋の県大会では、苦しい試合の連続の末、初の県優勝を果たした。
土浦日大との初戦、延長15回引き分けに持ち込み、翌日の再試合を制した。昨年夏の甲子園出場校・常総学院との準決勝、続く水戸桜ノ牧との決勝では、いずれも土壇場の9回に同点に追いつき、延長10回サヨナラ勝ちを収めた。
関東大会では、1回戦で甲府工(山梨)に15安打11得点の猛打で大会初勝利。
準々決勝では準優勝した習志野(千葉)に延長11回の末、7−8で惜敗したが、3点をリードされながら、古田部主将の適時打などで追いついて延長戦に持ち込み、いったんは勝ち越すなど粘り強さが際立った。

中学時代に関東大会を制した野村と沼尻のバッテリーを初め、中学時代に活躍した選手が多く集まる。
昨夏の大会では、ほぼ現2年生が主力を務めるなど、実戦経験は豊富。

左のエース時野谷は、スライダー、ツーシームを投げ分ける緩急を付けた投球が持ち味。
2番手の坂入(1年)はスライダーやカーブ、ツーシームを投げる。関東大会では好救援を見せた。
この2枚看板は、ともに横手投げから投げる。

打線は少ない好機を確実にものにする。
野村(2年)、時野谷は秋季大会で高打率をマーク。古田部主将と併せ打線の核を担う。

◇戦績

秋季県西地区予選
代表決 ○  5−2 水海道一

 ◇秋季茨城県大会
2回戦 △  1−1 土浦日大(延長15回引き分け)
2回戦 ○  9−2 土浦日大(再試合)
準々決 ○  3−0 水城
準決勝 ○  5−4 常総学院
決勝  ○  4−3 水戸桜ノ牧

 ◇秋季関東地区大会
1回戦 ○ 11−6 甲府工(山梨)
準々決 ●  7−8 習志野(千葉)

国士舘(東京)

6年ぶりの選抜出場。早稲田実も出場で都勢のダブル出場は06年の早稲田実、東海大菅生以来3年ぶり。
選抜では初出場の91年と93年に4強。96年は8強に進出した。
OBの箕野監督は、就任は2006年で3年目で初の甲子園切符となった。

都大会では07年秋が準優勝、昨夏は4強と一歩及ばず甲子園を逃してきた。
だが昨秋の準決勝、帝京戦では3点差を跳ね返し、早実に先制された決勝でも6回の好機に逆転し、6年ぶりの優勝を飾った。

エース荷川取は右横手の軟投派。直球は120キロ前後だが、スライダーをコーナーに投げ分ける投球が持ち味。
控えには、チーム最速の135キロの直球を持つ左の本格派・菅谷。1年夏からベンチ入りしている。

打線は、機動力を多く使うのが特徴。
1番・高橋、2番の植草で出塁率が高く好機を作り、4番の主砲・原島が走者を還すのが攻撃パターン。

◇戦績

秋季1次予選
2回戦 ○ 10−0 帝京八王子
準決勝 ○  7−0 豊南
決勝  ○ 12−0 昭和一学園

 ◇秋季東京都大会
2回戦 ○  3−2 日大二
準々決 ○ 10−3 都足立新田
準決勝 ○  7−5 帝京
決勝  ○  3−1 早稲田実

 ▽明治神宮大会
2回戦 ●  3−6 鵡川(北海道)

早稲田実(東京)

春18回、夏27回の甲子園出場を誇る。春夏共に優勝経験がある。
選抜は24年の第1回大会で準優勝。57年には投手だった王貞治ソフトバンク前監督を擁して優勝。
夏の優勝は06年。引き分け再試合となった駒大苫小牧との決勝戦で、斎藤投手と田中将大投手(楽天)が投げ合い、注目を集めた。

昨秋の都大会で国士舘に惜敗し、準優勝。
07年、08年と都内からの選抜出場は1校だけだっただけに、吉報を聞いた瞬間は、出場の喜びを爆発させた。

現チームは1年生バッテリーを軸に守り勝つ野球が身上。
エース小野田は、180センチの上背で力で押すタイプ。最速140キロの直球が武器の本格派。
控えの鈴木は、緩急を付けた投球で打たせて取るタイプ。
小野田、鈴木両投手は、共に1年夏より登板経験がある。主に小野田−鈴木の継投が多い。

打の中心は、中野主将、大野ら2年生が担う。
3番・大矢、4番・森らの主軸は長打力があり、ここ一番で勝負強い。

◇戦績

秋季1次予選
1回戦 ○ 10−0 明星学園
2回戦 ○ 12−2 都大森
準決勝 ○ 11−0 正則学園
決勝  ○  5−1 都城東

 ◇秋季東京都大会
2回戦 ○  5−2 桜美林
準々決 ○  5−4 東京
準決勝 ○ 12−0 明大中野
決勝  ●  1−3 国士舘

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作成:2009-1-25   更新:2009-1-25      閲覧数:16324  
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