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2008年 夏の甲子園 17日目

第90回全国高等学校野球選手権記念大会 17日目の結果

大阪桐蔭・21安打17得点の猛攻で17年ぶり2回目の優勝

本日は決勝戦、全国4059校の頂点を目指して常葉菊川(静岡)と大阪桐蔭(北大阪)が対戦します。
常葉菊川が勝利すると夏初優勝、大阪桐蔭が勝利すると17年ぶり2回目の優勝となります。(選手権大会 歴代優勝校

常葉菊川は、初戦でわずか3安打で辛勝も3回戦は7点、準々決勝は10点、準決勝は9点とビッグイニングを作って勝ち進んだ。
自慢の「フルスイング打線」は好調。守備面では、二塁手・町田を中心に好守で何度もチームを救った。
肘痛を抱え、万全の状態ではないエース・戸狩。継投するであろう野島の踏ん張りに期待。

大阪桐蔭は、初戦に降雨ノーゲームで再試合の末、16得点で快勝。延長戦を制したり、逆転で勝利したり勝負強く勝ち進んだ。
2打席連続本塁打を記録するなど、長打と巧打を兼ね備えた1番・浅村を中心に打線は、全試合で二桁安打を記録するなど好調。
特に中軸の森川、萩原、奥村は勝負強く甲子園でも好調を維持している。
準決勝で完投したエース・福島由。常葉菊川同様、継投策が予想される。これまで継投していた奥村らの登板もある。

第1試合 常葉菊川(静岡) ― 大阪桐蔭(北大阪)│観客数 : 46,000人

決勝 1 2 3 4 5 6 7 8 9 H
大阪桐蔭 4 0 1 0 1 6 2 0 3 17 21
常葉菊川 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5
バッテリー (大)福島由−有山 【本塁打】奥村、萩原
(常)戸狩、野島、萩原、浅川、戸狩−栩木
大阪桐蔭-奥村が満塁本塁打

大阪桐蔭(北大阪)17-0常葉菊川(静岡)
大阪桐蔭は初回、一死から佐野、森川、萩原の3連打で満塁とし、奥村の中越えの満塁本塁打で4点を先制。
3、5回共に適時打で1点ずつ加え、リードを6点と広げる。
大阪桐蔭−萩原の2点本塁打 6回は福島由の満塁の走者を一掃する二塁打など打者一巡の猛攻で計6点を奪い、試合を決めた。
さらに7回には萩原の3試合連続本塁打となる2点本塁打も飛び出した。

大阪桐蔭の先発・福島由は直球、変化球を内外角に投げ分け、的を絞らせなかった。
疲れの見えた7回のピンチも連続三振で切り抜けた。
9回を三塁を踏ませない投球で散発5安打9奪三振で完封。準決勝に続く完投を完封で飾った。
福島由は、夏の決勝としては横浜の松坂大輔が98年に無安打無得点で達成して以来27回目の完封勝利。
決勝で毎回の21安打を放った打線は第82回大会の智弁和歌山の記録にあと1本と迫る史上2位の大会通算99安打を放った。

大阪桐蔭は17年ぶり2回目の優勝。1920年(第6回大会)の関西学院中に並ぶ決勝戦最多得点、最多得点差での優勝。
第90回選手権大会−優勝の瞬間 大阪勢の全国制覇は1991年の同校以来で全国最多の10回に伸びた。

常葉菊川は、左ひじ痛のエースの左腕・戸狩が際どいボール球を見極められ、制球が甘くなり3回5失点で降板。
今大会好リリーフを見せてきた2番手の野島も7失点と崩れた。
自慢の強力打線は狙い球を絞り切れず、散発5安打に封じられた。
昨年春の選抜優勝校、常葉菊川は26年の静岡中以来82年ぶりの静岡県勢としての優勝を目指したが、及ばなかった。

第90回全国高校野球選手権の観衆が17日間で延べ89万人だったと発表。
昨年より大会期間が2日長かったため、観衆も12万人増えた。過去最高は1990年の第72回大会の92万9000人。

第90回選手権大会−優勝楯 第90回選手権大会−準優勝楯

優勝インタビュー

大阪桐蔭・西谷監督の優勝インタビュー
―良く打って良く守っての日本一はいかがですか
「子供達の力が最後の最後で、これだけ残っているとは思いませんでした。」
―それにしても良く打ちましたね
「打てないチームと周りから言われてきたんですけど、短いのをつないでという事で今日は最後の総決算、本当に目指していた野球が出来たと思います。」
―プロ野球にも進んだ偉大な先輩達も成し遂げる事が出来なかった日本一をこの後輩達が成し遂げた事についていかがですか
「17年前、日本一になってから遠ざかってまして、その間のOB達も本当に良くやってくれまして、良い報告が出来る事を嬉しく思っています。」
―この夏の大会を通して、選手達はどんな風に成長しましたか
「心技体の充実と言いますか、体と心を最後までコントロールして一喜一憂せず、どっしりゆっくりと野球を地に足つけてやってくれたと思っています。」
―戦い抜いた選手達にこの後どんな言葉をかけられますか
「普段怒ってばっかりで、あまり褒めた事がありませんので、今日は最高に褒めてやりたいと思います。」

大阪桐蔭・森川主将の優勝インタビュー
―まずは甲子園のアルプススタンド、決勝戦を見つめてくれた皆さんへ優勝の報告をお願いします
「沢山の声援、本当にありがとうございました。」
―全国制覇を成し遂げて、今の気持ちはいかがですか
「日本一目指して練習してきたので、夢が現実になって本当に嬉しいです。」
―監督さんは、このチームは打てないチームと仰ってましたが、決勝戦では本当に良く打ちましたね
「最高の場所で出来るので、最後は悔いの残らないよう最後まで一生懸命やろうという事で、それが良い形につながったと思います。」
―全国制覇と成し遂げた大阪桐蔭、キャプテンにとってどんなチームですか
「本当に粘り強く一生懸命出来たので、最高のチームだと思います。」

大阪桐蔭・福島投手の優勝インタビュー
―見事な決勝戦、完封でした
「ちょっと出来過ぎの所もあるんですけど、本当に良かったです。」
―90回記念大会の優勝投手になりましたよ、いかがですか
「本当に正直に嬉しいです。」
―決勝戦、チームはノーエラーで良く守ってくれましたね
「はい、いつも通りチームのみんなを信じて投げていたので、本当に嬉しいです。」
―今日はピッチングで何が良かったんですか
「粘り強く投げる事が出来たので、本当にそれが一番良かったと思います。」

第90回選手権大会−優勝の大阪桐蔭 第90回選手権大会−準優勝の常葉菊川

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作成:2008-8-18   更新:2008-8-18      閲覧数:10025  
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