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2011年(H.23年度) 春のセンバツ 12日目

第83回選抜高等学校野球大会 12日目 決勝の結果

東海大相模・2本塁打含む14安打6得点で勝利、センバツは11年ぶり2回目の優勝

九州国際大付(福岡)と東海大相模(神奈川)はともに強打で勝ち上がってきた。
東海大相模は4試合で計60安打40得点、チーム打率.408。準決勝では史上初の1試合チーム2本目の満塁本塁打を放った。2番・臼田と4番・佐藤が打率5割以上。長打力のある打者が切れ目なく並び、計8盗塁と機動力も備える。
九州国際大付は、チーム打率.336で6本塁打。1回戦では1イニング3本塁打の大会新記録。4番・高城は打率.733を誇り、三好、龍、花田は打率2割台ながら本塁打を放っている。

東海大相模はエース近藤が防御率0.89と安定し、左の控えの庄司も甲子園のマウンドを経験している。また長田なども登板している。
九州国際大付はエース・三好がこれまで4試合を一人で投げ抜いてきた。防御率2.25と安定。得意のスライダーの切れと制球力がカギとなる。九州国際大付は福岡県勢としてセンバツ初優勝、92年夏の西日本短大付以来となる全国制覇に挑む。

第1試合 九州国際大付(福岡) ― 東海大相模(神奈川)│観客数 : 32,000人

決勝 1 2 3 4 5 6 7 8 9 H
東海大相模 0 0 2 1 2 0 1 0 0 6 14
九州国際大付 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 8
バッテリー (東)長田、近藤-佐藤 【本塁打】佐藤、菅野
(国)三好-高城

東海大相模(神奈川)6-1九州国際大付(福岡)
東海大相模は3回表、先頭の渡辺が左中間へ二塁打。中継が乱れる間に一気に三塁に進塁し、無死三塁とすると1死後に田中が右中間に適時二塁打を放ち1点を先制。
東海大相模は4回、2死三塁からく渡辺が右中間へ適時三塁打を放ち1点追加。5回表には佐藤が左中間スタンドに飛び込む2点本塁打を放ち、リードを5点に広げた。
東海大相模は7回、菅野のソロ本塁打で加点。九州国際大付は9回に2死二塁から加藤の中前適時打で1点を返し、意地を見せた。九州国際大付は初の準優勝。九州勢の選抜大会4連覇はならなかった。

東海大相模は背番号11の長田が先発。5回を4安打無失点に抑える好投。継投したエース近藤は1失点したものの反撃をかわし、11年ぶりの優勝を果たした。神奈川勢の優勝は78回大会(2006年)の横浜以来、5年ぶり6回目。
また、東海大相模はこの試合で14安打を打って、今大会の通算安打数が74となり、チームの大会通算最多安打の記録を72年ぶりに更新。

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優勝インタビュー

東海大相模・門馬敬治監督のインタビュー
―11年ぶりの優勝ですけど、まずは監督ご自身、喜びをどう感じていますか
「選手が一生懸命ひたむきにやってくれた結果で、ここまで辿りつくことができました。」
―今日もよく打ちましたけど、どんな試合前の攻撃の指示があったのでしょうか
「とにかく1球を無駄にしないで積極果敢にアグレッシブベースボールを貫こうという事だけでした。」
―今日14安打を加えて、74本のヒットはチームとして大会新記録のヒットの数となりました。普段からどんなバッティングの指導が実を結んできたのでしょうか
「いろいろな方からのアドバイスを頂いて選手がそれを実践してくれた、それが全てだと思います。」
―今日は背番号11の長田投手が先発でしたが、その思いはどうだったのでしょうか
「毎試合佐藤(捕手)と相談をしながら決めて、今日は長田でいこうと。そして6回からは、どんな状況であってもエースの近藤を投入しようというプランを立てまして、長田がよく5回まで投げてくれたと思います」
―今回は東日本大震災直後の大会という事になりました。その中で東海大相模の野球で元気を得られた方が沢山いると思います。改めてどう感じていますか
「自分達に何ができるのか分かりません。ただこの大会が開催された、そこに出場させて頂いた、この甲子園で野球ができる、その一途なプレーで必死になってやりました。」

東海大相模・佐藤主将のインタビュー
―優勝の記念ボールはミットの中でしたね
「そうですね、三線で終われたのが非常に良かったと思います。」
―今日は強打の九州国際大付打線が相手でしたが1点に抑えましたね
「先発の長田が5回まで踏ん張ってくれて、6回からエースの近藤が頑張ってくれて、周りでも良いプレーがありましたし本当に守り勝った野球だったと思います。」
―打つ方でも今日も14安打、良く打ちました
「監督にいつも言われている事を、ただ徹底しただけなので、もうそれに尽きると思います。」
―佐藤君自身も素晴らしいホームランがありました
「いくとは思わなかったのですが、振ったバットにたまたま当たってくれたので運が良かったと思います。」
―今大会個人13打点です
「まぁ、たまたまです。ありがとうございます。」
―1大会の安打数と塁打数の記録を更新しましたが、どうですか
「そういう記録を超える為にやってはいませんでしたが、記録を塗り替えたという事は非常に良い事だと思うので、選手達は凄い頑張ってくれたと思います。」
―全国の野球ファンがなぜこんなに打てるのだろうと疑問に思っている事と思います。秘訣を教えて下さい
「いつも自分達は練習しかやっていないので、たぶん練習だけだと思います。」
―今回は東日本大震災を受けての大会という事で、この優勝にはいろいろな思いがあると思いますが、いかがですか
「まずはこの大会を開催してくれた日本高野連の方々、そしてこの大会を開催する事を許してくれた被災地の方々に本当に感謝の気持ちを持って、自分達の恩返しは精一杯やる事だけだったんで、もう自分達が逆に勇気を貰って精一杯プレーする事ができました。本当にありがとうございました。」

東海大相模・近藤投手のインタビュー
―優勝の瞬間はどうでしたか
「最後は佐藤のミットだけ見て投げて、最後は本当に嬉しかったです。」
―試合終了の瞬間、グッとくるものがありましたか
「そうですね。冬場ずっと怪我をしていて野球が出来ない時期が長かったので、こうやって今日本一になれて本当に嬉しく思います。」
―2回戦のリリーフからの登板になりましたが、登板した4試合どう受け止めていますか
「本当に他の投手が自分を支えてくれて、結果的に自分は最後に投げる事ができて、他の投手に感謝したいです。」
―去年の夏は準優勝でした。今年は優勝です。その辺りはどうですか
「去年夏、先輩達の悔しい思いもあるので、必ずまた甲子園で優勝しようと皆で言っていたので、それが現実になって本当に嬉しいです。」

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作成:2011-4-3   更新:2011-4-3      閲覧数:4165  
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